社会経済

草食系男子の住まい探し

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草食系男子の住まい探し(09.07.02) 草食系男子:草食系男子(そうしょくけいだんし)または草食男子(そうしょくだんし)とは、2008年ごろよりメディアで取り上げられるようになった用語。一般的には「協調性が高く、家庭的で優しいが、恋愛に積極的でないタイプ」の主に20、30代の若い男性を指す。 出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 草食系男子という言葉は、結婚や恋愛分野で使われる言葉であるが、住宅購入,住まい探しの分野でも大きな影響が出ています。 住宅購入の過半を占める世代である20~30代の夫婦。特に住宅購入は、女性(奥様)単独で動きづらい側面もあることから、草食系男子の傾向が住まい探しにも色濃く出ることも多く、住まいの探し方が多様化してきました。 草食系男子の特徴を住まい探しの場面に変換すると以下のような感じでしょうか。 ・住宅を購入できないわけではないのに積極的でない ・持ち家が優先ではなく賃貸も平等に尊重する ・持ち家至上主義的な風潮に踊らされずに趣味や時間を大切にする ・リスクを嫌い繊細である ・住まい探しに使わないエネルギーを趣味に向ける ・妻に誘われれば住まい探しに同行するが積極的に動かない ・検討止まりになりがち ・見栄のための住宅購入はしない ・立地や金銭面よりインテリアや間取り検討の方を担当 ・嫌われるくらいなら自分の希望を捨て親族を優先する これらのひとつひとつがすべてダメということではなく、あくまでも昔と変わってきたかなという感想です。 住まいは、生活の基礎となるべきもので、持ち家が必ずしも人生や生活を豊かで快適になものにするとは限らず、積極的な理由、消極的な理由もいずれにしても賃貸住宅を否定するものではない。人それぞれで持ち家が良い場合もあれば賃貸住宅がよい場合もある。 住宅を購入しようと動き出し、実際に住まい探しをする場面で一番変わったと感じる部分は、検討する項目の役割分担が夫婦で逆転したケースが多いことです。 以前は、ご主人が金銭面や立地や生活環境など長期もしくは外側に向いた大きな視点となる項目を担当し、奥様が間取りやインテリアまたは日照,通風などの日々の生活や住宅の内部を担当することが多かった。 現在、これが夫婦の間で逆転しているケースが増えてきており、外部的,長期的な項目を奥様が担当、内部的,日々の生活面をご主人が担当するご夫妻に出会っても驚かなくなった。 そして、住まい探しの最終段階でも、細部の細かい点をいつまでも引きずりなかなか決断できないご主人と、清濁併せ呑む度胸と決断力がある奥様というご夫妻も多くなりました。 親御さんなどの影響を受ける方もご主人側に多くなったようにも感じ、また、子供の住まい探しに介入する親御さんもご主人側が多いと思われます。(ざっと今年を振り返ってみてもこの傾向通りです) このようなテーマを取り上げたのは、草食系男子の住まい探しに問題があると言いたいわけではなく、ただ傾向が変わりつつあるとお伝えしたかったまでです。(このテーマで書いてみたかっただけです) おやじギャル(わぁ、古い)という言葉が20年以上前に生まれ、女性の社会進出と地位向上、男女平等が浸透した影響が、住宅購入分野にも出てきたということでしょうか。 住宅に対する考え方、住まい探しのあり方など、人それぞれの価値観で判断は分かれるものであり、多様化した住宅への考え方それぞれに尊重されるものです。違った考えを否定することだけは避けなければなりません。 余談ですが、私の息子が所属するサッカーチームの役職者は大半を母親が務めております。これも草食系男子が父親になった影響でしょうか。ちなみにチームの部長職は私の妻が務めていることから、私は草食系男子の代表なのかもしれません。