売却

コロナ禍よりもやっかいな隣接トラブル

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コロナ禍よりもやっかいな隣接トラブル

今回のコロナ禍では、いろいろな事件も起こりました。

不動産関係では、もちろん市場動向も大きな影響がありましたが、
隣人関係、隣家でのトラブルから殺人事件まで起こりました。

先日、相談されたお客様では、
・隣地の雑草が物凄く(人の背丈よりも高い)のでなんとかしたい
・自治会に入らず、ゴミ集積場のルールを守らない
・電柱を移設しろと大騒ぎする
・ピアノなど騒音がひどい
・境界塀の取り扱いで非協力的
などなど

売りたい、買いたいの相談ではなく、
隣家とのトラブルに関しての相談でしたので、
争いごとの解決は弁護士しかできないため、
お役に立てなかったですが、
隣地、隣家との関係は難しいなと感じました。

宅建業者が定期的に受講する研修会でも、
近隣トラブルが紹介されておりました。

購入した土地に面する私道について、
設備の配管工事のため、
掘削の承諾を得ようとしたところ、
私道所有者から高額の金員を要求された。

裁判で金員請求は却下されましたが、
私道所有者から、
建築中に再三の妨害行為、迷惑行為を受け、
建築を断念して、割安な金額で、
土地を売却せざる負えなかった。
(内容は一部改編しております)

研修で取り上げられるくらいですから、
重たく大きい内容です。

このトラブルでは、
売主と仲介業者、買主で、
購入した金額と転売金額の差額を
痛み分けすることになりました。

立場を忘れて一般人としての感覚では、
私道所有者の人間性に問題があると思いますが、
現実に問題として実害が発生しており、
コロナではないですが禍(災い)の最たるものです。

この他にも、
建物の影を自宅敷地に落とすなと脅かされる、
階下住民から嫌がらせを受けたマンション住戸、
などなど、
隣地、隣家のトラブルは、
不動産関係の過半を占めるほど多いものです。

この問題、トラブルに、
根本的な解決方法がないこともコロナ禍と同じです。

予防策として、
日ごろから付き合い良くしておく、
しっぺ返しを受けないように周りにあれこれと求めない、
トラブルが起こりづらい不動産を選んでおく、
などでしょうか。

SNSの匿名による誹謗中傷で、
精神的に追い込まれた悲劇もございました。

知人では、見知らぬ人(老人)から、
(会社の同僚と)並んで歩いているだけで、
ソーシャルディスタンスを何と考えているのか、
という怒声を受けたそうです。

住みづらい世の中になってしまいました。
この流れは加速すれども、
良き時代に戻ることはないと思います。

不動産取引では、
トラブルが起こりがちですので、
お気をつけてください。