不動産市場

不動産デフレが始まる?

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不動産デフレが始まる?

先週のワールドビジネスサテライトで、
気になる特集が2件ございました。

400万円の値下げも!?コロナ余波で不動産市場は今
https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/wbs/vod/post_202665/

“コロナデフレ”?値下げ…外食と中古車
https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/wbs/vod/post_202822/

どちらも共通して伝えられているのは、
この新型コロナウイルス感染問題により、
消費マインドも実際の購入資金力も、
劇的に落ちており、相場は暴落し、
リーマンショック後と同じデフレが起きるというもの。

今月15日発表された
東日本不動産流通機構の月例速報2020年4月度で
報告された不動産流通市場の動向は、次の通りです。
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202004_summary.pdf

■中古マンション
 新型コロナウイルスの感染拡大により
 成約件数は前年比マイナス 52.6%の大幅減と、
 減少率は 1990 年 5 月の機構発足以降、過去最大となった。
 成約平米単価は前年比で 4.5%下落、
 成約価格は前年比で 5.8%下落し、
 19 年 1 月以来 15 ヶ月ぶりに前年同月を下回った。

■中古戸建住宅
 成約件数は前年比マイナス 41.5%の大幅減と、
 減少率は 1990 年 5 月の機構発足以降、過去最大となった。
 成約価格は同マイナス 12.5%の 2 ケタ下落となり、
 3 月に続いて前年同月を下回った。

また、不動産経済研究所からは、
4月に発売した新築マンションの戸数は686戸で
前年同月比51.7%減となったことが発表された。

明日の5月25日にも、
首都圏の緊急事態宣言が解除になると報じられております。

解除になれば、経済活動の自粛も緩和されますが、
不動産の購入に向かうのは後ろの方の順番になると思われ、
市場の回復までは時間を要しそうです。

さらに、回復するまでに、
新型コロナウイルス感染の第二波が来てしまうと、
さらに先延ばしになり、
来年の東京五輪が中止にでもなってしまったら、
回復の起爆剤がないまま、長期化してしまいそうです。

今回の新型コロナウイルス感染や
リーマンショックによる影響は、
どちらも一時的な要因ですが、
消費税増税という日本経済が弱っているところに、
人口減少、家余りの拡大という長期下落トレンドが
加速していくなかで起こったことは、
リーマンショック時の比ではない。

リーマンショック後の住宅価格は、
大きく下落しませんでしたが、
今回は厳しいかもしれません。

売却するタイミングはじっくりと見極めることが大事になります。