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2027年、タワマンが廃虚化する日~売り逃げするなら今だ(サンデー毎日)

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2027年、タワマンが廃虚化する日~売り逃げするなら今だ(サンデー毎日)

サンデー毎日2019.11.3号に「2027年、タワマンが廃虚化する日~売り逃げするなら今だ」という特集記事が掲載されました。

特集記事紹介文「大都市の中心部だけでなく、郊外でもタワーマンションを見る機会が増えている。不動産調査会社の東京カンテイによれば、2020年には全国に累計1371棟が建つ予定だという。だが、”廃虚化”を予想する専門家が出現し始めた。何が起きているのか。」

先週、東日本各地で堤防決壊、浸水被害などの甚大な被害を及ぼした台風19号。

首都圏でも多摩川からの浸水被害もございましたが、これとは別に「内水氾濫」で武蔵小杉駅周辺が浸水被害をこうむり、特に「タワーマンションの脆弱性」が大々的に報じられました。

「内水氾濫」とは、河川の水を外水と呼ぶのに対し、堤防で守られた内側の土地(人がすんでいる場所)にある水を「内水(ないすい)」と呼びます。大雨が降ると、側溝・下水道や排水路だけでは降った雨を流しきれなくなることがあります。また支川が本川に合流するところでは、本川の水位が上昇すると、本川の外水が小河川に逆流することもあります。このように、内水の水はけが悪化し、建物や土地・道路が水につかってしまうことを「内水氾濫」といいます。(国土交通省用語集より)

近年、夏場を中心に起こるゲリラ豪雨にて、都市部を中心に内水氾濫での浸水被害が多く起こりました。

本来、土や緑などで地表面が露出していましたが、都市部では、建物や道路などで地表が覆われるため雨水の浸透ができないため、雨水を下水管や河川に流しています。これが、短期間の豪雨により排水許容応力を超えた場合に、内水氾濫が起こります。

今回の台風19号では、このタイプではなく、多摩川が増水したため、その水が逆流して、多摩川につながる河川に逆流(バックウォーター)し、また、下水管にも同じ現象が発生して内水氾濫が発生しました。

このため、ゲリラ豪雨とは桁違いの水量で水が溢れだし、多大な被害が生じ、今回報じられているように、タワーマンションまでにも被害を及ぼしました。

さらに、近年、タワーマンションが乱立して、様々な面で注目を浴びていた「武蔵小杉」で、内水氾濫からの被害が発生したため、タワーマンションの脆弱性が取り上げられることが多くなっています。

今回のサンデー毎日で特集された記事では、浸水被害も含めて地震も含めた災害による非常時の対応力不足、長期的な修繕の費用負担問題、タワーマンションの大量供給による空室増加問題と資産価値(売却価格)の低下、急激な人口増加により近隣環境の暮らしづらさ、などが紹介されておりますので、詳しい内容はサンデー毎日2019年11月3日号にてご確認ください。

タワーマンションでなくても、マンション戸建て問わず、これから住宅を購入しようとする方、すでに住宅を所有している方にとって、被災リスクがどの程度のものなのか、今一度、ご確認いただくことをお勧めします。