今週末から実感できるほどに不動産市場が活況となってきました。
このタイミングでご売却をお考えの方は
お早めに動かれますことをお勧めします。
急がしすぎるとお考えの方は、
8月からのシーズンに合わせて、
7月頃からご準備を始めることをお勧めします。
(第二シーズンは消費税増税が前提です)
さて、シーズンが始まり、
今週は、売主、買主それぞれ複数の方より、
不動産取引の流れのご質問がございました。
■一般的な不動産取引の流れ
1)交渉
販売されております物件に対して、
買主側より購入の申し込みが書面で入るところから、
売買条件の交渉、調整が始まります。
担当業者、担当者がそれぞれの窓口となり、
売買金額、取引条件、期日などをやり取りします。
この内容が合意となりましたら「契約予定」となります。
契約予定に加えて、買主側の融資内諾が出ましたら、
実質的に販売は停止となります。
2)契約
合意した内容を書面に記し、売主、買主の双方が署名押印し、
手付金の授受を行いまして、契約が成立します。
契約前に主に買主に対して「重要事項説明」が行われます。
3)取引準備
買主側は契約後速やかに住宅ローンの手配を行います。
売主側は引越し、家財処分、境界確認、登記などの手配を行います。
準備が順調に進み、先が見えてきましたら、
決済(所有権移転、引渡し)の日程調整に入ります。
4)決済
契約内容に基づき、代金の授受、引渡し、所有権移転、登記手続きを行います。
住宅ローンはこのタイミングで実行されます。
この決済が終わりますと、
買主は引越し、リフォーム(解体)へと進みます。
以上が一般的な不動産取引の流れとなります。
不動産そのものの状況、売主、買主のそれぞれの事情などもあり、
細かいところはケースバイケースで微調整をしながら進みます。
先を見通し、スムーズに流れていけるか、
バタバタしながら進むのか、ここが営業ができるかどうかの分かれ目です。